[ お知らせ ]
「昭和温泉慕情」
ご無沙汰しておりました。
しばし、
10月の発刊(予定)の本の最後のチェックに熱中していました。(^^)
正式に発刊が決まれば、
多分、来月には発表できると思うので、
タイミングがきたらこちらでお知らせいたします。
さて、話は変わり、連載のご報告です。

今年の新春号から「文士が愛した温泉」というテーマで連載をしてきましたが、
9月号(8月22日発売)から「昭和温泉慕情」とタイトルを変えました。
突然、タイトルが変わりましたが、
今まで、明治、大正、昭和に生きた文士達と温泉の関わりを書いてきたことを
「文士だけでなく、名士と温泉の関わりも読みたい」と編集部からリクエストがあったことと、
かねてから
「昭和という時代を温泉で振り返ってみたい」と
私が希望を出していたので、このタイトルとなりました。
古き良き温泉風景を表現できればなと思っています。
この仕事は、私にとっては楽しいもの。
温泉を紹介するだけでなく、
人や時代を絡めて温泉を掘り下げてみる作業だし、
偉人達が温泉を愛する様子を取材していると、
私の中での温泉への想いにも変化があります。
だけど、いつも思うのは、
「ホント、日本人って、温泉好きだなー」と。(笑)
前置きが長くなりました。
タイトルが変わっての第一回目は、
「白洲次郎、正子。ハイカラ夫婦が通る
下諏訪温泉 みなとや旅館」
元々、スケールの大きな白洲次郎も正子も好きだったので、
白洲夫婦の素顔を垣間見れた取材は喜びでした。
この連載がスタートするまでに、
文藝春秋の多くの編集者が関わって下さいましたし、
現在は、熱血漢で“ナイスガイ”なAさんが担当して下さっています。
皆様、いつもありがとうございます。
また作家と対談企画もあるみたい。
がんばりま〜す。
9月からまた旅生活が始まります。
ずっと東京にいたから、もう、あきたー(^^;)
窒息しそう……。