2008年08月07日
[ 温泉 宿 旅情報故郷、にいがたのこと私のこと ]
私のルーツ“子宝の湯”
子供に恵まれなかった両親が、
長岡の実家から車で1時間ほどの
子宝の湯と名高い栃尾又温泉に通い
私が授かったと聞かされて育ちました。
当時は、混浴風呂だったそうです。
両親は仲良く混浴風呂に入ったのでしょうね。(^^)
そして数十年後、
私は再び、
「混浴」という世界に足を踏み入れ、
魅了されるわけです――。
と言うと、
「出来すぎた話だ」と言われることがありますが、
これがホントの話。
そして、
これが栃尾又温泉「自在館」。
残念ながら現在は混浴風呂はありません。
こちらのお風呂は自在館の貸切露天風呂。
自在館のHPはこちらです。
http://www.jizaikan.jp/
栃尾又温泉には栃尾又薬師堂があります。
境内には夫婦欅と子持杉があり、
「夫婦欅をくぐり、
子持杉をまたぐと子宝に恵まれる」
という言い伝えが今も残っています。
(両親も一生懸命にやったそうです)
そもそもお薬師様(薬師如来)とは、
衆生(しゅじょう)の病気を治し、
安楽を得させる仏。
仏教の伝来以降、治病の仏として広く信仰された。
(「スーパー大辞林」より)
とあるように、
古くからある温泉には薬師如来像が祭られていることが多いのです。
そうこの栃尾又温泉も開湯1200年、
新潟では最古の湯とも伝えられます。
源泉は37度前後。
「体温ほどの湯にじっくりと浸かることで
冷え性の私もあたたまってあなたが出来たんじゃないかしらね」
と母は言っております。
話はまだまだありますので、
栃尾又温泉の後編はまた明日。
おまけ。
そうそう、最近では大豆も栃尾又の湯で
湯治して納豆となっているようです。