DIARY 日記・エッセイ

2008年06月30日

[ 故郷、にいがたのこと大好きな人たち ]

越後の女性

越後の女 リサイズ1.jpg

今、にいがたにいます。

「嫁にするなら越後のおんな」
なんて話を聞いたことはないですか?
「心根がまっすぐで、情にあつく、働き者である」
ということでそう言われているそうです。

かくいう私も越後の女なので、
自画自賛であることは、
笑って許してください。(^^)

昨年の秋に、
「文士が愛した温泉」の取材で、
越後湯沢温泉と川端康成の関係性を調べておりました。

越後湯沢温泉 雪国の宿 高半の女将さんは、
幼少の頃に川端康成と触れ合いがあったそうで、
その頃のお話を伺いました。

上の写真は取材風景。
一緒にお酒を嗜んでおりますが、
お話も聞いています(^^)

女将さん、
とっても人情み溢れる素敵な越後の女性。

さて、この場にいたもう一人の越後の女は、
このサイトで何度が話題にさせてもらった
親友のなぐー。
なぐーのブログ湯沢日和です。
http://blog.goo.ne.jp/from-yuzawa

越後の女 リサイズ2.jpg

この晩、お酒の勢いをかりて、
「ノーベル文学賞受賞の作家の川端康成は、
 湯沢の湯も、自然も愛したけれども、
 それと同じくらいに越後の女性も愛したのよね」
と、三人で大盛り上がり。

 「雪国」は、川端康成が越後湯沢温泉高半に滞在して執筆した作品で、
  湯沢の芸者の松栄さんとの恋物語をモチーフにしたものです。

我々、越後の女の過ぎた言葉は、
お酒の席ということでお許しください(^^;)

でも、
今の世にも
越後には情のあつい女がおります!

そして私の誇りは、
そんな越後の土壌で育った
越後の女であるということ。

高半さんのサイトはこちら
http://www.takahan.co.jp/

そして、
この梅雨のじめじめする季節、
雪国の世界で涼んでください。
高半の露天風呂からみる雪景色です。
越後湯沢 高半 リサイズ.jpg

2008年06月28日

[ YOKOSO!JAPAN 大使 ]

「ツアーバス安全マネジメントシンポジウム」

ツアーバスシンポジウムリサイズ1.jpg

昨日行われた「ツアーバス安全マネジメントシンポジウム」。

規制緩和で従来の「路線バス」に、
「ツアーバス」という2地点間の長距離バスが加わったことで、
バス業界が活気づいています。

しかし、長距離バスというと、
まだまだ「安かろう、悪かろう」といったイメージはあり、
業界全体の底上げを目的としたシンポジウムでした。

実は、私、運転免許書を持っていません!
「あれだけ旅しているのに?」と、皆さん驚きます。
でも、本当です。
ですので、移動は専ら公共交通機関。
もちろん、バスもよく利用します。
ですので、昨日は、日ごろバスを利用している
利用者の立場でお話をさせて頂き、
少し時間が余ったので、もちろん温泉のお話も。

会場にいたお客さんに、
「もっと温泉の話を聞きたかったなー」と。
えー、バスに乗車をした体験を
お話させて頂くのが目的の講演だったのにな。
あはは〜。(^^;)

このシンポジウムの様子は、
7月になってから毎日新聞の朝刊に掲載されるそうです。

ツアーバス その2.jpg
「恋のから騒ぎ」でお馴染みであり
自動車エッセイストの塩村文夏さんと
シンポジウム後の懇親会会場にて。
文夏さんは、昨日のシンポジウムのパネラーとして登場。
とてもご活躍でした。(^^)
http://shiomura-ayaka.cocolog-nifty.com/blog/

さて、
先の旅フェアのオープニングセレモニーでの
国土交通省の冬柴大臣の話では、
目標の2010年までに訪日外国人1000万人突破も、
来年の後半には達せられそうとのこと。

とはいえ、まだ、日本の観光地は、
受け入れ準備中といったところでしょうか。
温泉地などでの外国人の受け入れは、
私も一緒に考えていかなくてはならない課題だと思っています。

是非、バスも訪日外国人の手軽で便利な
交通手段となって頂きたいなと願いを託して。
(と、いったお話もさせて頂きました)

ツアーバス 2.jpg


このところ、
シンポジウムやら講演やらイベント続きで、
ずっと東京にいました。
ちょっと心が乾燥気味。(^^;)
明日から、にいがたへいってきま〜す。
また、旅先から更新します。

2008年06月23日

[ お知らせ ]

今週木曜日に講演をします。

こんにちは。
今日は、お知らせがあります。

トップページに掲載していなかったのですが、
毎日新聞の特別企画
ツアーバス安全マネジメントシンポジウムで
「バス旅行の魅力と課題」と題して
講演をします。
お話をさせて頂く内容は、
〜バスで温泉へ行こう!〜です。
シンポジウム日時  6月26日(木曜)
             午後1時半〜午後4時20分
             (私の講演は午後2時10分〜 30分ほど)
先にお申し込みを頂ければ、
一般の方も入場OK。
詳細は下記のサイトをご覧ください。
http://mainichi.jp/sp/bus/
平日ですが、もし、お時間があればいらっしゃってください。(^^)


それから今週末の28日に放送の番組のHPが出来たみたいです。

「温泉ライター山崎まゆみとめぐる
 源泉かけ流しの里 野沢温泉」
放送日時 2008年6月28日(土曜日)
       午前9時25分〜9時55分
http://www.tsb.co.jp/bangumi/library/080628.html
信州の方、ご覧になって頂けたら嬉しいです。

2008年06月21日

[ YOKOSO!JAPAN 大使 ]

バンクーバーとパリから頂いた便り

先月、嬉しいお便りを頂きました。
たまたまネットを見ていて私のサイトを見つけて下さったという「ティアニー奈実」さん。ご主人がカナダの方ということで、3年前からバンクバーに移り住んだそうです。奈美さんから頂いたお便りを一部、ご紹介します。


3年前よりカナダに移住することになったのですが、こちらに来てからというもの、日本の良さが日々自分の中で認識されていくのがわかります。むかしは「日本なんて・・・」と背を向けていたのですが、なんという変貌ぶりでしょう。自分でもびっくりしております。やはりいちど外国にでて、客観的に日本を見るというのはとても大事なんだな、と思いました。

中でも温泉という日本文化は特別だと感じております。ここカナダにも温泉というものはありますが、日本のように裸ではなく水着で、しかも温度もそこまで高いものではありません。(ホテルの中だからかもしれませんが・・・)日本人は国内旅行というと必ず「温泉」は外せない存在ですよね。そこまで国民に密着している温泉、そして温泉と共にみなを喜ばすのが「食」ではないでしょうか。この独特の日本文化を、私は本当に誇りに思い、海外の人にもっと知ってもらいたいのです。


以上が奈実さんからのお便りです。(ご本人から了解を頂き、掲載させて頂きました)
奈実さん、お便りをありがとうございました。


目の前にあるものの価値というのは、なかなか気がつけないものです。私も故郷を離れて、はじめて、にいがたの素晴らしさを発見し、まだまだ魅力発見に精を出しているところです。私も外国で暮らしたらもっと温泉の価値、精神性のようなものも明確に見つけられるのかもしれません。


また、外国で暮らすもうお一人の方をご紹介します。
YOKOSO JAPAN!大使のお一人で、パリで日仏文化センター(http://www.ccfj-paris.org/Nihongo/index-jp.html)を設立され、美術工芸、演劇、音楽などの日本文化を紹介されている服部祐子さんという志の高い素敵な女性がいらっしゃいます。服部さんは、日本の湯船が恋しく、パリのご自宅に日本的なお風呂場を作ってしまったそうです。「外国に住むと今はお金さえだせばほとんどのものが購入できる世の中ではありますが、日本の風土に溶け込んだ温泉だけは日本に行かなければ得ることの出来ない豊なものです。」とおっしゃっていました。

この場合、「温泉」だけではなく、「入浴」や「風呂」といった話にも広がるので、それは、今度出る新刊で書くにあたり色々と考えたテーマですので、また別途このサイトでも書いてみたいと思います。

日本人にとっての温泉とは……。

もし、このサイトをご覧の皆さんで、「私もこんな意見がある!」「こんな体験をした!」といったお話がありましたら、是非、ご連絡をください。

山崎まゆみ
pukupukjp@hotmail.co.jp

2008年06月20日

[ YOKOSO!JAPAN 大使 ]

旅フェア 2008

旅フェア その1 リサイズ.jpg

昨日、旅フェア2008のオープンセレモニーのあとに、
YOKOSO JAPAN!大使として講演をさせて頂いてきました。

講演は、
「観光資源としての温泉」というタイトルで、
温泉の基本的な小話から
外国人から見た温泉の魅力、
観光資源としての温泉の魅せ方などをお話させて頂きました。

聞いてくださっていたお客さんの様子からは、
楽しんで頂けた様で一安心。
「ほっ」。

その後、第2弾の大使の皆さんとの意見交換会、
そして懇親会と続き、
昨日は、終日、多くの人に出会い、
熱い人たちに囲まれたとても幸せな一日でした。

旅フェア その2 リサイズ.jpg
左からコシノジュンコさん、私、李容淑さん、横江友則さん。

懇親会では、
パリで年に一度日本の着物のショーを行っていて
YOKOSO JAPAN大使!でもあるコシノジュンコさんから
着物を褒めてもらいました。
やはり、こうした正式な場や、
外国の方に向けた媒体に出演する場合は、
必ず着物を着ようと改めて思った次第。

旅フェア その3 リサイズ.jpg

今日は、少々、疲れ気味。
いいえ、疲れではなく、人当たり!?
あまりにエネルギッシュな方々との出会いに、
まるで湯あたりしたかのようです。(^^)

昨日のような
発表の場や出会いの場を与えて下さった
旅フェア関係者の皆さん、そして国土交通省の皆さんに、
心より感謝をしています。

皆さん、お疲れさまでした!

2008年06月15日

[ お知らせ ]

お見舞い申し上げます。

岩手・宮城内陸地震で
被災にあわれた方へ
お見舞い申し上げます。

駒の湯温泉の倒壊など
被災の規模が大きくなりつつ、
また、余震の恐れもあるようです。

私も故郷が震災にあったという辛い経験があります。

皆さんの無事を祈りながら、
私にも出来ることはないか
考えてみたいと思っています。

最後になりましたが、
亡くなられた方の
ご冥福をお祈りしております。

              山崎まゆみ

2008年06月14日

[ YOKOSO!JAPAN 大使 ]

「旅フェア」で講演します。

今年の10月1日に発足する観光庁設立に向け、
色々な動きがおこっています。

私も、シンポジウムや講演、
懇親会などに参加する機会を頂きまして、
先週から来週にかけて、
ずっと東京にいる予定です。

先週は、国土交通省主催の
「地域観光人材育成シンポジウム」に参加してきました。
全国から300人が集まった地域活性化を目的とした観光シンポジウムで、
たくさんの熱い人に出会えて、とても刺激的でした。

また、来週は 
「国内最大級の旅の総合見本市 旅フェア2008」があるのですが、
この時に、
YOKOSO!JAPAN 大使として講演をさせて頂くことになっています。

講演日時  6月19日(木曜) 
        12時半から1時間ほど。
場所     パシフィッコ横浜
        「国内最大級の旅の総合見本市 旅フェア2008」
        (http://www.tabifair.jp/
        会場内のメインステージです。

お話をさせて頂きます内容は、
日本の温泉の魅力を海外へどう発信していったらよいか
といったことを中心に進める予定でおります。

ご興味がある方、
または、お仕事で「旅フェア」にいらっしゃるご予定がございましたら、
お立ち寄り頂けましたらとても嬉しいです!

2008年06月10日

[ 温泉 宿 旅情報 ]

念願の恐山へ行ってきました

恐山1リサイズ.jpg

恐山2リサイズ.jpg

恐山3リサイズ.jpg

恐山4リサイズ.jpg

恐山5リサイズ.jpg

恐山6リサイズ.jpg

今日は写真のみで、
恐山の温泉報告は、
また今度。

2008年06月09日

[ 温泉 宿 旅情報 ]

青森の温湯温泉

東京に戻り、雑務でばたばたしているので、
先日の東北の旅日記は少しづつ更新していきます。

今回の東北の旅は、計10箇所の温泉地を駆け足でめぐりました。
初めて行ったところ、久しぶりに行ったところと様々でしたが、
一番、心に残っているのは温湯温泉。

これから連載をしている「月刊 温泉」や「オール読物」などで
書いていきます。

温湯温泉 リサイズ1.jpg

お世話になった温湯温泉の飯塚旅館。

温湯 路地 リサイズ.jpg
今も湯治場としての温湯温泉の路地。

温湯温泉 リサイズ2.jpg
温湯の共同浴場にて、
湯上りに一服。

2008年06月07日

[ 温泉 宿 旅情報 ]

こんな所に来ています。

蔦 リサイズ.jpg
蔦温泉

酸ヶ湯 リサイズ.jpg
酸ヶ湯

八甲田 リサイズ.JPG
八甲田山腹

東北の旅も終え、これから東京に戻るところです。
1週間近くも東京をあけたので、雑務がたまってるー(^^;)

旅日記は、また、追って更新します。


2008年06月03日

[ 温泉地で出会った美味しいもの ]

八幡平より

温泉ソムリエ講座.jpg

昨日は「温泉ソムリエ認定セミナー」の講師をつとめ、
夜は懇親会。
(上の画像は、セミナーの撮影をしていた
 仲良しなディレクターのTさんから頂きました。
 Tさん、ありがとうございます!)

そして今日の早朝に東京をたち、
八幡平で湯巡りをしてきました。
東北の旅はまだまだ続きます。

ふけの湯.JPG

ふけの湯 2.JPG

2008年06月01日

[ 私のこと ]

温泉ライター10年を振り返る。

ママレモンさんの絵 2.JPG


温泉ライターを始めて、
丸10年になります。

私は、もともと物書きになりたくて、
大学を卒業後、OLとして勤めていた会社を飛び出して、
どこにも所属しないまま、
いきなり「フリーライター」の名刺をつくり、
フリーライターになってしまいました。

最初から「温泉」にテーマを絞って書き始めたわけでなく、
駆け出しの頃は『DIME』や『日経トレンディ』などで、
今おこっている現象のレポートなどを中心に、
色々なテーマで書いていました。

温泉と出会ったのは『BE−PAL』の連載からです。
(その時の話は、「私のこと」をご覧ください。)
BE−PALの連載後は、旅雑誌などで国内の温泉案内記事を書きました。

その後、
『週刊朝日』のグラビアで「アジアの温泉極楽紀行」の連載をしたことにより、
世界中に湧く温泉の面白さに目覚め、
『週刊文春』や『週刊ポスト』などの週刊誌のグラビアで、
世界の温泉を紹介してきました。

今は、『オール読物』で文士が愛した温泉というテーマで書いたり、
本の執筆などをしてます。

紙媒体とともに、映像媒体でも仕事をしてきました。
映像デビューはかれこれ8年前、
『ちちんぷいぷい』(毎日放送・関西の方ならご存知ですよね!)でした。
その後は、『ニュースの森』(TBS)でもお世話になり、
『王様のブランチ』(TBS)には定期的に2年以上出演させてもらいましたし、
ここ数年だと、『ラジかるッ』(日テレ)や『ズームイン』(日テレ)、
今はレギュラーで『朝はビタミン』(テレビ東京)に出させてもらっています。
CSの『旅チャンネル』で自分の名前の冠番組を持たせてもらったこと、
そして自分の企画で、スタッフとともに番組を作らせて頂いたことも、
私が映像の仕事も積極的にしたいと思う大きなきっかけでした。

今年の初頭、国土交通省から
「YOKOSO!JAPAN 大使」に任命して頂いたことも、
私にとっては大きな転機で、
今は、日本の温泉文化を外国に紹介する活動にも精を出しています。

そして、
これからも紙媒体と映像媒体の両立、
その相乗効果を目指して、
頑張っていきたいと思っています。

こうして考えると、
あっという間の10年でしたが……、
色々とやってきたなーとしみじみ。(^^)

と、またまた前置きが長くなりました。(^^;)
これからが本編です。

これまで、
一人でやってきたわけじゃありません。
私はフリーランスでどこの媒体にも所属していませんので、
多くの方の期待とご好意に支えられて、
ようやく活動ができます。

私とお仕事をして下さったみなさんに感謝しながらも、
そんな私をずっと見守ってくれた読者も、
とても有難い存在なのです。
応援メッセージが、
私にとって何よりものエネルギー源でした。

私の応援サイトをご存知でしょうか。
http://members.at.infoseek.co.jp/tinnbotutai/mayumi-index.htm

このサイトの管理人のママレモン加藤さんに
初めて出会った時に、
「まゆみさん、HPないんですか?
 あるといいのに、僕がつくりましょうか」
と、ご好意から始まった応援サイト。

2000年に立ち上げ、
それからずっと温かく見守ってくれた読者の皆さん、
なかでもサイトを立ち上げ、
管理もしてくださっていますママレモン加藤さんに、
心から感謝しております。

上の写真は、ママレモン加藤さんが、
私の温泉ライターの10周年記念にと描いて下さった絵です。
私が温泉に浸かっている幸せそうな絵なのですが、
実物よりも、ずっと可愛い。

これを頂いた時、すごく嬉しかった。
ずっと見ていてくれたママレモンさんの気持ちに感無量で、
胸があつくまりました。ほろり。
今は、私の仕事机にあります。

みなさんのご好意を心して、
10年にして、
初心に戻り頑張っていきます!

応援して下さる皆様に、
心より感謝をこめて      山崎まゆみ

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