DIARY 日記・エッセイ

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2013年08月02日

[ 長岡花火 鎮魂の「白菊」 ]

長岡まつり その 2

昨日から長岡で取材をしています。
一昨日、豪雨による被害を心配してくださいました皆様、
ありがとうございした。

本日は快晴!
今日はいい花火が打ちあがりそうです。

昨夜から長岡の戦災を取材していました。
昭和20年8月1日午後10時半過ぎに空襲が始まりました。
1時間半に及ぶ焼夷弾の投下だったそうです。
市街地の8割は焼け野原になりました。

炎の中を、
市民が辿り着いた柿川、
ここも焼夷弾の油で火の川となっていました…。

その柿川では毎年、灯篭流しが行われています。
写真は昨夜の模様。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
そして、空襲の直前、
昭和20年7月20日午前8時13分、
長岡市の永代橋近くの左近町に爆弾が投下されました。
これは同年8月9日に長崎に落とされた原子爆弾と同型(パンプキン型)の模擬原子爆弾でした。

現在は下記のように、
投下地点跡地にこうした碑があります。

これらの詳細は、長岡戦災資料館にお立ち寄り頂ければ、よく資料が揃っています
http://www.city.nagaoka.niigata.jp/kurashi/sensai/siryoukan.html )
こちらのサイトにもありますように、長岡駅前にあります。わたしも午前中に撮影に行っていました。長岡花火は、そんな物語を持った花火です。そして「白菊」も、またもうひとつの花火師・嘉瀬誠次の戦争の物語です。

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