DIARY 日記・エッセイ

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2007年06月20日

[ お仕事仲間 ]

お仕事仲間

仲良くさせて頂いている作家さんが新刊を出されました。

『聖路加病院訪問看護科』 新潮新書 上原善広著
http://www.shinchosha.co.jp/book/610215/

著者の上原さん(http://www.a-street.net/uehara/)との出会いは、私が1通のメールを出したことからでした。ちょうど昨年の今頃だったかな、TV局の方と食事をしていた時に、「山崎さん、“ソウルフード”って言葉を知ってる?」と上原さんの処女作『被差別の食卓』(新潮新書)を教えてもらいました。
http://www.shinchosha.co.jp/book/610123/

夢中になって読み終え、あとがきをみると、著者の若さに驚きました。本に感銘を受けたこともあるのですが、それ以上に、ご苦労の多い取材だろうにと胸が熱くなり、「頑張って下さい」といったまるでファンメールを出しました。

それからなんとなくメールのやり取りをするうちに、昨年の12月くらいに初めてお会いしたのですが、その時に印象的だったのが、「僕は書いて恨まれることも多いですから」という上原さんの言葉。私は、「温泉」という人に和んでもらい楽しんで頂くテーマを書いてきたことに対して、上原さんは人権問題を扱われてることが多いわけですから、私が想像もできない体験もされてきたのだろうと……。
今では年が近いこともあり、気兼ねなく仕事の話ができるお友達として、親しくさせて頂いています。

そんな上原さんが出された新刊です。多くの方に読んで頂けますようにと願うばかりです。

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