2010年06月12日
[ 携帯より ]
明日の朝8時半から文化放送出演
中国から帰国して、ずっと風邪が治らずにいました。微熱がひかず、話すと咳込んでしまって。打ち合わせをしていても、集中力がなくて、的確な言葉が出てこなくて。
今週は、拙著「ラバウル温泉遊撃隊」を読んでくれたK社のMさんが会いにきてくれたというのに、判断能力なくて、話しも決められず。心身ともに健康でないと、判断すらできません。あんなに誠意があり、やり気のあるMさんに悪いことしちゃった。
ただ、同じくK社との付き合いの深いノンフィクション作家の石井光太さんと7月にみんなで会食をすることに。この時を目指して、改めて企画の練り直しをしようっと。みんなで会食なんて、楽しみ。
今週は二回ほど文藝春秋に行ってきました。秋に刊行する本のレイアウトが出来てきて、いよいよ執筆が始まります。あと、先の中国の話しも、文藝春秋の雑誌に書くのでその打ち合わせ。それから連載中のオ−ル読物の打ち合わせ。
文藝春秋はわたしにとってつながりの深い出版社です。皆さん、本当によくしてくれます。だから文藝春秋に行くと会っておきたい人がたくさんいて、気がつくと半日はサロンにいる状態。どの編集者も、みんなとても期待してくれている。「山崎さん、こんなテ−マどう?」「山崎さんならこんなアプローチもありますよ」「次はこんなシリーズで」「いまから知識を溜め込んで、10年後にはこんな作品を」と、ひとりひとりの編集者から頂く的確なアドバイス。
秋に刊行する本の担当編集者は彼女が新入社員の時からの付き合いで、わたしがとても信頼している編集はのひとり。「まずは皆さんに愛されるように丁寧に本を作って、また次もやるためにも、今回の本をがんばりましょう!」と言ってくれていて。そんな風に言われると泣きそうになります。彼女と作る本は男女ともに手にとれる上品で可愛い感じに仕上がりそう。
期待されると「がんばろう!」って思えてきます。怠く、重たいい身体がしゃきっとしてきました。これで風邪も吹き飛んだな。明日からしっかりがんばろう!