2008年09月25日
[ 温泉 宿 旅情報 ]
老舗宿を続けてゆくご苦労
前回は芦ノ湯温泉松坂屋本店のリニューアルの様子をご紹介しましたが、
今日は芦ノ湯温泉のなが〜い歴史について。
江戸時代から東海道沿いの温泉地ということで栄えた箱根。
その頃の様子は「箱根七湯」にも出てきます。
その頃は、上の描写のような様子だったんでしょうね。
実は、温泉通の間で、
歴史ある松坂屋本店がどうリニュアルするのだろうと話題でした。
もちろん、お宿の外見は新しくなり、
新しい匂いがしたし、
イケメンお兄さんに給仕して頂ける食事処が出来たり、
素敵なバーも。
客室には、お風呂へ行くためのかごの用意などもあり、
若旦那のアイディアが満載でした。
けれども、「庵」(草葺きの粗末な小屋)を模したサロン風な、
お客同士でも語らえる場を設けたり。
もちろん敷地内になる源泉を大切にするという考え方は変わらず。
滞在した時に心地よいであろうというアイディアを取り入れながら
けれども、本来の宿の姿を再現しようとしていました。
そんな考えに私も共感しました。
松坂屋本店の若旦那、頑張って!
日本中に、そうした本来の温泉宿の姿を!
と考える若旦那、若女将がたくさん!
来年から、
温泉業界のキーパーソンを紹介する連載をすることになっています。