2006年10月04日
[ 海外の温泉 ]
ラバウルから帰ってきました。
無事に帰国しました。
パプアニューギニアのラバウルに2週間弱滞在して、
TV番組の撮影と雑誌連載の取材をしてきました。
ご存知の方も多いかと思いますが、
『ラバウル小唄』で知られるラバウルは、
第二次世界大戦中に旧日本軍の航空基地がありました。
ラバウルを象徴するタブルブル山(現地名)を
大戦中は日本兵の間で「花吹山」と名づけ、
花吹山の麓に湧く湯を「花吹温泉」とし、
兵士がつかの間の休息で温泉に浸かっていました。
これは昨年の取材で雑誌に書いた話です。
実は、昨年、ラバウルに行った際に、花吹温泉とはまったく別に、
“日本兵を癒した幻の秘湯”があるということを知って帰ってきました。
あれから1年。
日本で取材活動をして、ラバウルの現地のリサーチをして、
そしてようやく幻の秘湯にアタックすることができました。
今回の取材は本当に多くの方にお世話になりました。
私の幻の秘湯に浸かりたい、当時の様子を知る現地の人に話を聞きたい
という強い思いをたくさんの方にくんで頂き、
それぞれのお立場で、最善の方法でサポートして頂きました。
取材協力をして下さったニューギニア航空さん、
現地のコーディネーター、通訳で付いて下さった方、
じっくりとリサーチをして下さったローカルの人たち。
一緒に探検をしてくれたスタッフの方々。
おかげ様で、幻の秘湯に浸かることができましたし、
現地で充分な取材をしてくることができました。
また、発表の場を与えて下さったTV局のプロデューサー、
「このテーマは面白い」と新連載を立ち上げて下さる編集者。
感謝の限りです。
お世話になりました皆さんへは、
視聴者や読者へ私が見て感じてきた事実を伝えることでしか
ご恩をお返しできないと思っております。
そこで、早速なのですが、
TV番組の放送はまだ先になりそうですが放送日程が決まりましたら
こちらでご報告をいたします。
雑誌の新連載は11月から始まります。
もう少し、日本での補足取材をしてから書き始めます。
まずは、無事に帰国しましたことのご報告です。
少し、ホットしています。
いやいや、安堵なんてしていられませんね。
これから書かないと!