DIARY 日記・エッセイ

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2011年03月14日

[ 東日本大震災 ]

お見舞い申し上げます。

3月11日に発生した
東日本大震災。

東北地方をはじめ、
各地に大きな被害をもたらしています。

震災に合われた方々、
ご家族の皆さまには心よりお見舞いを申し上げます。

この日、
わたしは取材で九州の温泉地にいました。
取材を終えて、
翌日の九州新幹線開通のセレモニーを取材しようと、
九州に延泊していたのです。

取材記事が掲載されるまでどの温泉地かは
公表できませんが、
共同浴場を出たときに、
震災のニュースを聞き、
宿に入り、
テレビをつけてその惨事を見たのです。

そして東京の家に戻ってきたら
本棚の本がすべて出ていて、
荒れている部屋を見て
東京も大変だったのだと知りました。

そして、
知り合いの、
仲良くさせて頂いている、
可愛がってもらっていた宿の方々の顔を思い浮かべ、
心配しながらも
気軽に「大丈夫ですか?」という連絡もなかなかできずに。


今日から、東北の温泉地へ連絡をとり、
無事を確認し、
安心しました。


震災の3日前に、
仙台市内でとりおこなわれた
結婚式に出席させていただき、
幸せそうな姿を拝見した
峩々温泉の竹内宏之さん。
災害ダイヤルで確認が取れました。
峩々温泉の建物もお湯も問題なく
ご家族のみなさんも無事だったそうです。
http://www.gagaonsen.com/


「被災された方、
 お風呂に入ってないっていうじゃない。
 うちからマイクロバスを出して、
 温泉に入れてあげたい」という女将さんもいらっしゃいました。
これは乳頭温泉郷の妙の湯の女将です。
妙の湯、夏瀬温泉都わすれとも
建物も温泉も無事だそうです。


福島県会津東山温泉の向瀧は重要文化財の宿です。
こちらの宿も瓦ひとつ落ちることなく無事でした。


秋田県乳頭温泉郷鶴の湯、
秋田県日影温泉、
岩手県花巻温泉郷大沢温泉、
みなさん、建物も温泉も無事でした。


また、下の写真の
岩手県花巻温泉郷鉛温泉も
建物も温泉も無事です。
鉛温泉 白猿の湯.jpg
こちらの写真は、
鉛温泉の白猿の湯。

ここで、昨年、NHK友近の温泉学の撮影で使わせて
頂きました。
その時に、一緒にお風呂に入って頂いた
湯治客が太平洋の沿岸で漁師をされている方々だったのです。

いまはご無事を祈るばかりです。


東北地方の温泉地情報は、
またこちらで随時
お知らせしようと思っています。

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