2010年06月02日
[ 取材の裏話 ]
中国東北地方、旧満州の取材風景
こちらでの取材は、
もう夜になるとくたくたで。
全く余裕がなくなっています。
今夜は少し余裕があるので、
アップしています。
今日は取材風景を少し。
うえの写真で
中央にいらっしゃるのが温泉施設の支配人であり
その温泉地の歴史を知る方。
この方の話を左にいる通訳の張さんに日本語に訳してもらい、
わたしと編集者のNさんが話を聞いています。
そしてこの写真を撮ってくれているのが
カメラマンのSさんです。
また上の写真は、
旧満洲国時代をよく知る
満洲族の方々に聞き取りをしています。
今回、当時の写真を持ってきていますので、
地元の古老たちにその写真を見てもらいながら
当時の記憶を辿ってもらっている場面です。
こちらの写真は2時間以上、
インタビューに応じて下さった満州族の方々と張さんと。
大連旅遊局の方々にも大変お世話になりました。
こちらの方は
元旅順博物館の館長であり、
いまは大連現代美術館の館長をされています。
今回は旧満州における日本人の歴史を掘り起こす取材なので、
インタビューひとつひとつに神経をつかいます。
中国のそれも旧満州時代の取材なので、
日本を発つ前はかなり準備もして
そして緊張もしていたのですが、
飛び込んでみれば
それは中国だろうとどこだろうと、
人と人とのつながりで。
今回もある意味とても刺激的で
いい出会いばかりです。
『ラバウル温泉遊撃隊』の続編を書きたいので
頑張っています。