DIARY 日記・エッセイ

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2009年05月10日

[ 温泉 宿 旅情報 ]

各界の著名人や文化人が愛する 由布院玉の湯

由布院 玉の湯 部屋.JPG

由布院 玉の湯 部屋風呂.JPG

由布院 玉の湯 書.JPG

上の3枚と、
昨日、「明日からは由布院をご紹介します」と題した朝食の写真、
この計4枚の写真は、
由布院 玉の湯で撮ったものです。

玉の湯といえば、
多くの文化人や著名な方々が愛する宿として知られています。
私は、以前、
名物の「柚子ジャム」を買いに売店まで行ったことはありましたが、
この度、初めて宿泊して長い時間を過ごしました。
(チックイン13時 チェックアウト翌日の12時)

使わせてもらったお部屋は「柚子」です。


小林秀雄が晩年、
『本居宣長』の執筆につまると、
担当をしていた編集者は、
「小林を玉の湯へ運ぼう」と言ったほど、
小林秀雄はここで身体を休めたようです。

なんでそんなに、
玉の湯、玉の湯ってみんな言うんだろう……と、
不思議でした。

写真をご覧になって、
気がつきましたか?

玉の湯にいると、
どこにいても緑が目に入ってきます。
どの場所からも、
磨き上げた大きなガラス窓から外を眺められます。

旅館に滞在しているはずが、
どこかの森にやって来たような気がするのです。

それから、
各所にあるテーブルと椅子が低いのです。
身体に無理をさせない、
緊張をさせない、
そんな低いテーブルと椅子が、
リラックスできました。

もちろん、
夜のニコルズバーも、カフェも、おみやげ物やさんも、
玄関からエントランスまでも、全て趣がありました。
別途ご紹介しようと思いますが、
食事も、もちろん美味しかったです。

月並みな言葉ですが、
滞在している間に、
じょじょに身体のコリがとれていくような気がしました。


由布院 玉の湯 書2.JPG

玉の湯の蔵書が置いてある暖炉のある部屋。
私は、この場所から庭を眺める時間が、
一番気に入りました。

帰る前に、
由布院の立役者でもある
玉の湯のご主人の溝口薫平さんにお目にかかることができました。
私の『だから混浴はやめられない』を片手に、
「こんな愉快な本を書いた人は、どんな方かと思って」と、
微笑みながら会いにきて下さいました。


玉の湯のサイトです。
http://www.tamanoyu.co.jp/
玉の湯の皆さん、
撮影では大変お世話になりました。
ありがとうございました。

由布院 玉の湯 本.JPG

玉の湯は、
現在執筆中の本にも記します。

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