DIARY 日記・エッセイ

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2008年06月21日

[ YOKOSO!JAPAN 大使 ]

バンクーバーとパリから頂いた便り

先月、嬉しいお便りを頂きました。
たまたまネットを見ていて私のサイトを見つけて下さったという「ティアニー奈実」さん。ご主人がカナダの方ということで、3年前からバンクバーに移り住んだそうです。奈美さんから頂いたお便りを一部、ご紹介します。


3年前よりカナダに移住することになったのですが、こちらに来てからというもの、日本の良さが日々自分の中で認識されていくのがわかります。むかしは「日本なんて・・・」と背を向けていたのですが、なんという変貌ぶりでしょう。自分でもびっくりしております。やはりいちど外国にでて、客観的に日本を見るというのはとても大事なんだな、と思いました。

中でも温泉という日本文化は特別だと感じております。ここカナダにも温泉というものはありますが、日本のように裸ではなく水着で、しかも温度もそこまで高いものではありません。(ホテルの中だからかもしれませんが・・・)日本人は国内旅行というと必ず「温泉」は外せない存在ですよね。そこまで国民に密着している温泉、そして温泉と共にみなを喜ばすのが「食」ではないでしょうか。この独特の日本文化を、私は本当に誇りに思い、海外の人にもっと知ってもらいたいのです。


以上が奈実さんからのお便りです。(ご本人から了解を頂き、掲載させて頂きました)
奈実さん、お便りをありがとうございました。


目の前にあるものの価値というのは、なかなか気がつけないものです。私も故郷を離れて、はじめて、にいがたの素晴らしさを発見し、まだまだ魅力発見に精を出しているところです。私も外国で暮らしたらもっと温泉の価値、精神性のようなものも明確に見つけられるのかもしれません。


また、外国で暮らすもうお一人の方をご紹介します。
YOKOSO JAPAN!大使のお一人で、パリで日仏文化センター(http://www.ccfj-paris.org/Nihongo/index-jp.html)を設立され、美術工芸、演劇、音楽などの日本文化を紹介されている服部祐子さんという志の高い素敵な女性がいらっしゃいます。服部さんは、日本の湯船が恋しく、パリのご自宅に日本的なお風呂場を作ってしまったそうです。「外国に住むと今はお金さえだせばほとんどのものが購入できる世の中ではありますが、日本の風土に溶け込んだ温泉だけは日本に行かなければ得ることの出来ない豊なものです。」とおっしゃっていました。

この場合、「温泉」だけではなく、「入浴」や「風呂」といった話にも広がるので、それは、今度出る新刊で書くにあたり色々と考えたテーマですので、また別途このサイトでも書いてみたいと思います。

日本人にとっての温泉とは……。

もし、このサイトをご覧の皆さんで、「私もこんな意見がある!」「こんな体験をした!」といったお話がありましたら、是非、ご連絡をください。

山崎まゆみ
pukupukjp@hotmail.co.jp

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