DIARY 日記・エッセイ

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2008年05月28日

[ YOKOSO!JAPAN 大使 ]

日本の温泉文化を肌で感じ取る訪日外国人

野沢温泉 リサイズ1.jpg

昨日まで開催されていた
「源泉かけ流し 全国温泉サミット」の写真です。

そもそもこの会への参加は、
今年の初頭に野沢温泉へ行き、
オーストラリア人に出会ったことから始まりました。

スキーシーズン真っ只中の野沢温泉は、
何度も通っている野沢の風景とは全く異なり、
外国人が多くなっていました。
野沢温泉のシンボル「麻釜(おがま)」の周辺で、
浴衣を着てそぞろ歩きする外国人の姿。
そして共同浴場の「大湯」にも外国人の姿がありました。

「大湯」で出会ったオーストラリア人の女性は、
全く日本語が話せなかったのです。
真っ白い肌の彼女は、「大湯」の熱い湯で真っ赤になりながらも、
日本の温泉の伝統的な「大湯」を身体で感じて、楽しんでいる風でした。

彼女にこの温泉をどう思うか?と聞いてみると、
とても「ピュア」で「スピリチャル」なものを感じると感激した様子。

彼女は、理屈じゃなくて、感性で感覚で、本能で、
日本の温泉の何かを感じ取ったのだと思います。

日本の温泉文化を世界中に発信したいと思っている私としては、
とても嬉しい出来事でしたし、貴重な出会いでした。
訪日外国人にとって温泉文化がどれほど素敵に見えるのか、
何を感動してくれるのかなど、
再認識した体験だったのです。

という内容を連載している日本温泉協会発行の「温泉」に書いたのですが、
それからしばらくして今回のサミット開催地の事務局長から呼んで頂いたのです。
サミットでも、外国人にどうPRしたらよいかなどの
日ごろ考えている具体的な話をしてきました。

野沢温泉 リサイズ2.jpg

今回のサミットの模様と野沢温泉の温泉力を
6月28日(土曜)放送の
テレビ信州特番『源泉かけ流し全国温泉サミット in 野沢温泉』で放送します。
(放送時間は午前9時25分〜9時55分)
私は、レポーター役。

ちょうど、信州の温泉の素晴らしさを信州の人に再認識をしてもらえる場がないかと考えていたので、
この大会はいい機会でした。
よくお仕事をさせて頂いているテレビ信州のプロデユサーであるYさんに
「番組に出来ないか」とご相談をしましたら、快くご理解して下さり、
多くの方の協賛を得て、この番組を作ることになりました。
本当にありがとうございました。

最後に、
野沢温泉の皆さん、大変お疲れ様でした。
そして、こうしたとても大きな会に呼んで頂けましたこと、
とても光栄に思っております。

「念ずれば花開く」、
いい言葉。
これからも頑張っていきます!(^^)


下の写真がオーストラリアから来た女性と出会った
野沢温泉の大湯の湯小屋と湯船です。
野沢温泉 3 リサイズ.jpg

野沢温泉 4 リサイズ.jpg

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